11月8日(火)に第7回・fuie studio Tokyo ゲストマッチを開催しました。
今回のゲストは武宮陽光六段です。武宮六段は、当店スタッフの牛山がオーナーを務める囲碁ファースト飯田橋にて、以前から指導碁会を開催しています。今回はその碁縁で対局が実現しました。
結果は武宮六段の白番20目勝ちとなりました。黒の牛山がリードしていましたが、終盤に黒地に侵入を許したことで差が縮まり、最後に逆転となりました。囲碁ゲストマッチはこれで牛山の3勝4敗となりました。
こちらの記事では当日の様子を紹介します。
*棋譜の手順は以下URLをクリックしてください。(294手まで)
https://gokifu.net/t2.php?s=4681668311949697
※次の第8回は芝野龍之介二段と11月23日(水祝)に当店にて行います。
1〜50手目まで
右下の三々定石から、すぐに黒14,16と押したところや、上辺での黒28から34など、黒は各所で形を決めているのが印象的です。白が増えることでマイナス面もありますが、それ以上に、黒に弱い石がなくなっていくことを牛山はプラスと判断しています。
黒は39手目で出切りを決行しました。序盤で強くした黒を活用しながらの攻めなので、白もどう補強するかが悩ましいところ。黒に不満のないスタートとなったのではないでしょうか。
51〜100手目まで
白は中央の一団の安定を目指し、51から手をつけていきました。白61からも捨石の筋を活用し、地は取られながらも今後のための味を残す展開になりました。
白69で補強を終え、白71から上辺の黒にプレッシャーをかけていきます。白73で今度は右上の黒地を荒らしにいきました。黒は先手をとって86と攻めみましたが、95で眼形を確保します。
黒100と二段バネしたことで、ここからさらに盤上が複雑になっていきます。
101〜200手目まで
101手目以降は、各所で死活も絡む激しい戦いが起きました。黒140のサガリは勘違いの一手。ここに打てば隣の白の死活に響くと思っていたそうです。実戦は白141で反発され、黒52までつらい格好となってしまいました。一手のミスで立場が逆転し、ここから白が追い上げていきます。
白177のサルスベリに対し、黒は相手をせずに左上を荒らしにいきました。しかし結果としてこのあたりが頑張りすぎだったと武宮六段。もともと黒地だった左下に大きく侵入されてしまい、白の逆転勝ちとなりました。
武宮六段にfuieをプレゼント!
見事に勝たれた武宮六段には、fuieのミニ行灯型(KAME)を賞品として渡しました。
光触媒の空気清浄機について紹介したあとで選んでいただきました。ぜひご自宅で使ってください。
11月23日(水祝)開催・VS 芝野龍之介二段
次回第8回は芝野龍之介二段がゲストです。11月23日(水祝)14時から当店にて行います。
3勝4敗と負け越しになっていますが、ここから粘りを発揮できるかに注目です。
観戦自由ですので、気軽にご来店ください。
*囲碁ゲストマッチとは
当店は日本らしさである「和」を大切にしており、空気清浄機fuieの販売だけでなく、「和」をテーマにした各企画を運営しています。
【fuie studio Tokyo 囲碁ゲストマッチ】は、日本の伝統文化である「囲碁」に焦点を当てた企画で、当店スタッフの牛山(アマ六段)が、プロ棋士に3子局のハンデで挑戦しています。
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