2月7日(火)に第13回 fuie studio Tokyo ゲストマッチを開催しました。
今回のゲストは山田晋次六段です。
当店スタッフの牛山(アマ六段)が、3子局のハンデで挑戦します。
結果は、山田六段の中押し勝ちとなりました。
各所で白が少しずつポイントを上げ、最後は黒の大石が死んでしまう展開となりました。
こちらの記事では当日の様子を紹介します。
*棋譜の手順は以下をご覧ください。
対局のハイライト
・1〜50手目まで
黒16に対して白17と反発した際、黒はさらに反発して、18と白1子を分断しました。黒18のタイミングで19や20の地点に打てば穏やかだったでしたが、実戦はその流れのまま複雑な変化になりました。
黒26では白2子を確実に取りにいきましたが、29の地点にハう方が外側の白が安定しづらくなるため優っていました。
・51~100手目まで
白は51から左上の陣地を広げてきました。黒がどのように荒らしていくかが鍵となります。実戦は68とツケていきました。
白は左上を補強せず、71から左辺黒に足払いするように攻め返します。左上と左下を分断された黒。78や82などで左上を落ち着かせましたが、白95まで進み、左下の黒が危険な状況siro に持ち込まれました。
黒68では、白の弱点だった91の地点に打って、白を切った方が良かったと山田六段からコメントをいただきました。
・101〜127手目まで
左下の黒は110まで打って脱出。今度は左上の黒が攻められます。ここで牛山に勘違いがありました。
黒112では白113の地点に打つべきでした。白に先着されてしまったため、左上だけでは生きられない形になってしまいました。
外側は白111で包囲されていたため、このあと何手かあがいたものの、左上の黒がすべて取られる形になってしまいました。
白127手目を見て、牛山の投了となりました。
勝利した山田六段には、fuieの行灯パーソナル(KAME)をプレゼントしました。
ご協力いただき、ありがとうございました。
次回は2月21日(火)の午後に、万波佳奈四段と対局します。
万波四段は女流タイトルを獲得したことがあるほか、テレビ番組にも多数出演している人気棋士です。
観戦も歓迎していますので、気軽にご来店ください。
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