4月11日(火)に第18回 fuie studio Tokyo ゲストマッチを開催しました。
第2シーズン8局目となります。
ゲストは小林泉美七段。
当店スタッフの牛山(アマ六段)がプロ棋士に3子局のハンデで挑戦します。
結果は、小林七段の11目勝ちとなりました。
*棋譜は以下をご覧ください。 (1~229手目まで)
7手目(15の五)、9手目(18の四)
19手目(17の十一)、52手目(4の三)
60手目(4の二)、92手目(13の十四)
115手目(7の十六)、203手目(10の十九)
217手目(10の十九)、214手目(9の十九)
AIでの検討
72手目
17の十と打ち渡るよりも、17の八へ打ち、白16の七と受けさせてから渡る方が良いそう。
(変化図は下の画像をご覧ください。)
(72手目からの変化図)
74手目
16の十一ではなく、15の十の方を切るのが良いそう。
78手目
一間トビではなく、二間トビ(12の十二)や大ゲイマ(12の十三)に打つ方が良いそう。
79手目
ツナギは小さく、12の八へ飛んだり、14の六へ切る方が良いそう。
94手目・98手目
緩着。
15の七、13の六へ打つのが良い。
104手目
ツナギよりも、12の十三に打ったり、左辺に打ちこむ(4の十三、6の十二、5の十一)方が良いそう。
108手目
左辺の打ち込み(4の十三、6の十二、5の十一)が大きい。
または、12の十三に打つのが良い。
110手目
109に対してハサミツケ(6の十一)、もしくは一路下(6の十二)へ打ちこむのが良い。
黒110のノビに対して、白に7の十二と打たれると、白が優勢。
116手目
ツナギは小さく、12の十三へ打つか、左辺に打ち込む(6の十二、5の十一、4の十三)方が良い。
122手目
122に対し、白は6の十三と受けていて十分。
黒は、左辺へ入る(4の十三、6の十二、5の十二、5の十一)方が良い。
または、10の十五、11の十二へ打つのが良い。
感想戦
黒30手目 その1
実戦では、12の十七へ打ち込んだが、黒①(6の六)ととび、白②と受けてくれたら、黒③と打ち、上辺を厚く打つのも良い。
黒30手目 その2
4の八へ割り打つのも良い。
黒①の割り打ちに対し、白②ととんだら、黒③とツケ、白④には黒⑤と切って黒は十分。
95手目 ハネ出し
黒①に対し、白②とつなぐと、黒③のハネ出しが強力。
白④と切っても、黒⑤とノビられた時、白⑥とツナグと、黒⑦と打たれ、切った2子もしくは上辺の白が取られてしまう。そのため、白は⑥とつなげない。
また、上辺の白が逃げ出す形になれば、黒が上手く攻めていけば、中央に白地がつきにくい。