2月21日(火)に第14回 fuie studio Tokyo ゲストマッチを開催しました。
第2シーズン4局目となります。
ゲストは、万波佳奈四段。
万波四段は、妹の万波奈穂四段とともに姉妹棋士として活躍されています。
著書も多数出版され、YouTubeでも人気があります。
当店スタッフの牛山(アマ六段)が、プロ棋士に3子局のハンデで挑戦します。
結果は、万波四段の6目勝ちとなりました。
序盤から黒が上手く打ち進めていましたが、黒160手目とコウを仕掛けたところ、白171手目に打たれ、難解になりました。その後は、白に上手く寄せられ、黒は一歩及ばず苦しい一局となりました。
*棋譜は以下をご覧ください。
12手目: 2の十四 39手目:13の十七
57手目:16の五 60手目:14の二
65手目:17の六 76手目:5の三
78手目:6の二 80手目:8の八
81手目:7の二 82手目:7の三
84手目:8の二 86手目:7の一
88手目:7の四 94手目:7の二
138手目:17の五 139手目:18の五
161手目:16の五 164手目:17の五
167手目:16の五 184手目:19の十六
本日の対局・感想戦の様子は、当店のYouTubeにてご覧いただけます。
AIによる検討
~60手目
黒56、60はやや形が崩れた。
黒56では、白57と打つ方が良いとのこと。
~73手目
黒72は固すぎたようだ。
73と打つ方が良いとのこと。
~110手目
黒82から90までの進行は黒が良いとのこと。
黒104では107が分かり易く、それで黒優勢とのこと。
白109となると難解。
~113手目
黒112は113も有力。
~132手目
黒122は4の十二に打つのも筋とのこと。
黒130や132では、6の六へ打つのが良いとのこと。
~140手目
黒136を打てたら黒まずまず。
黒140も好手。
~151手目
白151が良い所。
~160手目
黒160までで黒が優勢。
~175手目
黒172では10の一に打ってコウにするのが最善とのこと。
白173、175となると白が優勢。
黒174、176では16の十四へ割り込むのが良い。
~193手目
黒192では、193を先に打つのが良いとのこと。
序盤から黒が上手く打ち進めていました。しかし、黒160手目でコウを仕掛けたところ、白171手目と打たれて難解となり、黒172手目と妥協する形になりました。その後は白に上手く寄せられて、結果は万波四段の6目勝ちとなりました。